※公開しているのはは同人ラノベ版１巻登場キャラクターまでです。
キスク＝ヤトウジ
主人公。とある目的があって〈"ロスト・エルサレム"〉にやってきた新参者。人付き合いを避けてクールを気取っている風もあるが、本当は人並みの正義感と勇気を持つ青年。 個性的なゼファーメンバーや癖の強い都庁軍などに囲まれた中では一般人的存在。 基本的にツッコミ気質。エリック＝サティをこよなく愛する。
「――姉さんお元気ですか？ 僕はちょっと大変なことになってます」
クーロ＝ソリュウイン
お気楽極楽夢ふわ乙女。 赤い眼鏡をかけた可愛らしい外見をしているが、性格はゲスの極み。 自分のことを可愛いと思っており、可愛らしい仕草や言動は計算済みである。従兄のフゲン＝イズモと婚約しているが、そのことについては本人もまんざらではない様子。
「ぐっもーにん！ えっぶりわん！ おはようございますっ！」
アゲハ＝キサラギ
黒いスーツ姿で日本刀を帯刀する。喫煙者。 吸っているのは〈ゴールデンバット〉。基本的に年上が苦手で、キスクには兄貴風を吹かす。とっつきにくいのかとっつきやすいのかよくわからないひとだが結構いいひと。頼み込めばお金を貸してくれる。荒っぽく見えるが意外ときめ細やかな面がある。
「おう、目ぇ醒めたか、遭難者15人目！」
タクト＝ムツヅリ
チンピラのような少女。魔術を使う時はドレスのような姿に変身する。喧嘩っ早く、足癖が悪い。よくアゲハの足を踏む。〈ワクドナルド〉のエッグチーズバーガーセットを一人で三人前は食べる大食漢。のくせに全然太らない。給料はソーシャルゲームの課金につぎ込んでいるらしく、常にアゲハから借金（本人曰くツケ）をしている。意外と頭の回転は速い。
「よぉ！ あたしの分もエッグチーズバーガーセットな！」
ヒカル＝サイガミネ
〈調停者〉事務所・株式会社秘密結社ゼファーのクールビューティー。いつも、狼と見間違うほど大きな白い犬を連れている。美人だが、性格は淡白であっさりしている。
「私は伝令だよ。いまのところは、な」
オージ＝マツダ
〈調停者〉事務所・株式会社秘密結社ゼファーの代表。ホストのようないでたちのチャラい男。「リーダー」と呼ばれるが、あまり仕事はしない。
「ワイにかかれば、おちゃのこさいさいやでー！」
ツイネ＝アオザキ
アオザキ教授の一人娘。「世界で一番パパが好き」なファザコン少女。 父親以外の男性を「男」として見ておらず、いい男は父親だけだと思っている。基本的に、ワガママ。
「語らざるものについては、沈黙しなければならないわ」
アオザキ教授
若くして〈"ロスト・エルサレム"総合大学〉の名誉教授を務める、ツイネの父親。 "この街"で権力の頂点にいる立場に反して子供っぽい性格。十年前に起こった〈大崩落〉の首謀者であるとされる。 喫煙者であり、「チェリー」を愛飲する。
「『チェリーのうまさは、ピースどころじゃない』んだぞ！？」
ヴィオレッタ＝カースーン
自称「アオザキ教授の一番弟子」を名乗る青年。〈"ロスト・エルサレム"総合大学〉異界学科在学中。ウィリィとは幼馴染。
「教授TUEEEEEEEEEEEE！ ってカンジですかっ！？」
ヨハン・ナ＝キョン
〈"ロスト・エルサレム"総合医療センター〉で働く闇医者。胡散臭さと駄目な雰囲気が漂う男性。 いつでもどこでもテンション爆超だが、医者としては非常に有能。ちなみに、嫌煙家。35歳、独身、彼女募集中☆
「なんでもできちゃう☆ 治せちゃう☆」
ウィリィ＝ロン
〈"ロスト・エルサレム"総合大学〉の医学部に所属する真面目で勤勉な少女。医療センターで事務のバイトもやっている。 バイト先では、なにかと同僚に無視されがちなヨハンの世話を焼いたりしている。彼に対しては好意を抱いているようだが、伝わっている様子はないようだ……？
「あのひとは私がいないと駄目なんですよっ」
クルスガワ都知事
〈"ロスト・エルサレム"最高議会〉の議長。街の住民には親しみを込めて〈大崩落〉以前の役職の「都知事」と呼ばれている。 一見、温和なおじさんだが、実のところ様々な策略を練っている。特技はウインク。
「まぁまぁ、落ち着きたまえ。焦ってもいいことはひとつもないよ？」
ルリ＝ヒスイ
都知事の秘書官を務める少年。真面目で、融通が利かないところがある。
「くれぐれ足を引っ張らないでくださいね」
フゲン＝イズモ
都庁軍十三使徒の一。イズモコーポレーションの御曹司。クーロの従兄で、親同士の決めた許嫁でもある。 自尊心の強い、面倒なタイプの男子。クーロのことが大好きらしく、彼女の関心をさらっていったキスクに対してはいい感情を抱いていない。
「クーロちゃんのことは僕が決めるよ？ クーロちゃんのこと、全部わかってるのは僕だもの」
ノゾム＝リョウギジ
都庁軍十三使徒の一。十二神将という強力な式神を操る陰陽師。フゲンとは昔馴染みであり、暴走気味な彼のお目付け役的ポジション。 覇気がなく、ひたすらけだるそうにふるまう。喫煙者であり、愛飲するのは「ホープ」。
「あー、剣呑剣呑じゃて……」
マイ＝ヴァンシスカ
都庁軍十三使徒の一。通称「氷の魔女」と呼ばれる女性。魔術師として名門の家系に生まれ、挫折することなく育ったため、プライドが高い。
「あーん、もう、おっもしろくなーい！」
サクヤ＝コノハナ
都庁軍十三使徒の一。「口寄せ」などを得意とする霊能力者だが、なぜか本人はかたくなに「アイドル」だと言い張っている。 おバカな言動で場の雰囲気を壊すシリアスクラッシャー。
「あたしはアイドルなのよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！」
ジュドー＝スメラギ
指定暴力団・任侠灯篭会――通称「ミナモト組」の構成員。
「自分は、どこにも行けません……」
トモエ＝ミナモト
任侠灯篭会組長の孫娘。教育係のジュドーに淡い恋心を抱いている。
「二人は幸せになるの。それが、運命」
ルキア
〈"ロスト・エルサレム"〉に降り立った神を自称する包帯ぐるぐる巻きでゴシックな衣装の奇人。ブラウン管テレビで"この街"で起こることを観察しているテレビっ子。 気まぐれに災いを巻き起こしたりするので性質が悪い。
「――世の中クソだな！」
イライザ
空を舞う、輝く翼を持つ少女。
「幸福な人生を――見つけに行きましょう！」
