連天吼

あらすじ

登場人物

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  ステラナジカ

  ニライカナイに塒を構える双剣士。美貌の少年だが、とてつもなく運が悪い。その運の悪さゆえ「ニライナカイ最弱」の名をほしいままにする。 エリウユに懐いているが、彼女からは男として見られていない。無駄に口は達者で見栄っ張りだが、度胸がなく臆病。紋章具「双剣・双子星」を扱う。

  「にしても――今日も今日で最高に運が悪い一日だった！」

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  エリウユ

  ニライカナイの娼館「蝶の舘」で働く男装の少女。副業としてハルアキラの仕事を手伝うことも。 面倒見の良いしっかりした性格。紋章具「二丁銃・ユーフォリア」を扱う。

  「はいはい、ステラは可愛いなぁ、ちょろいなぁ」

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  ハルアキラ

  ニライカナイに事務所を構える萬屋兼探偵。若く見えるのに老人のように枯れている青年。 紋章具「論理・陰陽」を扱う。

  「めんどくさいのぅ……」

• ステラナジカ
• エリウユ
• ハルアキラ
　

連載小説

序章｜落下する円環

1. 環 少女が捨てた指輪を、少年は拾う。本来なら交わることのない二人の運命が、ここで交差する――。

第一章｜一日目～流転する非日常

1. 目覚めの喧騒 極光皇国の宿屋で目を覚ましたステラナジカの指には、あの指輪が嵌っていた。
2. 銀幕と現実 ステラナジカが見上げた電子映像投影機に映るのは――。
3. これから 酒場で情報を集めることにしたステラナジカたちだったが――。
4. 詐欺師たちの哄笑 酒に酔って寝てしまったステラナジカは、笑い声で目を覚ます。
5. ユーフォリア 男たちと賭けをしたステラナジカだが、その勝敗は果たして――？
6. 叶わぬ想い ステラナジカには、それでも諦められない想いがあった。
7. ネリヤカナヤ急行、搭乗 満を持して、ステラナジカたちは極光皇国を後にする。